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【発音のつながり】~ニュージーランドとポリネシアと日本のつながり~その3


~ただ今のニュージーランド時間~
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マオリ語やハワイ語が属するポリネシア語は言語学上オーストロネシア語というグループに含まれているのですが、日本語もこのグループに入るという説もあります。

それは、日本語とマオリ語やハワイ語って、偶然とは思えない似ているところがあるからなんですね。

学説的な詳しい話はここでは説明しませんが、ちょっと比べてみますね。

まず、日本語・マオリ語・ハワイ語は開音節 (かいおんせつ)という言語です。開音節というのは、音節がすべて母音で終わらなくてはならない言語のことです。

また、子音群を許容しない言語でもあります。「子音群を許容しない」 という意味は「2つ以上の子音が続くことを許さない」ということで、例えば英語のGREENの「GR」とか、GOOGLE「GL」のようなことです。

日本語もマオリ語もハワイ語も、その音は「子音-母音、子音-母音・・・」 という感じになるということですね。

なので、日本人にとってマオリ語の発音は超簡単です。基本的にはアルファベット読みでOK。NZに住む白人系の人はマオリ語の発音は上手じゃないので・・・日本人は発音がうまいと褒められます(笑)

発音がうまい、でちょっと余談ですが、ニュージーランドの地名には「NGO」とか「NGA」で始まるものがあります。「ン」から始まるわけですね。日本語には「ン」で始まる言葉はありませんが、日本人は比較的簡単に「ンゴ」とか「ンガ」と発音できます。でも、白人にはこれができません。勝手にGを取って「ノ」とか「ナ」で発音します。

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さて、日本人は言語学上全く別の音である「L」と「R」 が同じ音に聞こえてしまいますが、どの民族にも耳に聞こえていても聞こえない音というのがあります。聞こえていないのではありません。自分の知っている別の音に聞こえてしまうんです。

「L」と「R」以外で見ても、例えば日本人には「V」は「B」に聞こえるし、 「TH」は「S」に聞こえてしまいますよね。

自分たちが元々持っていた音に合わせて、例えば「L」と「R」に限ると、地域によって「L」になったり「R」になったりしたわけです。

そんな「L」と「R」のひとつの例を挙げてみますね。

ハワイと言ったら、「アロハ! ALOHA!」 。これはハワイ語の 「こんにちわ!」 と思われていますが、元々は、「愛」 という意味の単語だそうです。

そして、マオリ語にも「アロハ」という言葉があります。ただし「AROHA」、「L」ではなく「R」で書きます。なんと、「愛」という意味です。

ん~。どうですか?

学説には諸説あるものなので、100%のことはわかりません。

でも、全く関係ないとは言えなさそうですよね。

次回は、関係ないはずはない!と言わざるを得ない似た言葉の謎に迫ります。

【モアナと伝説の海】~ニュージーランドとポリネシアと日本のつながり~その1
【謎の島ハワイキ】~ニュージーランドとポリネシアと日本のつながり~その2
【言葉のつながり】~ニュージーランドとポリネシアと日本のつながり~その4
【八百万の神々】~ニュージーランドとポリネシアと日本のつながり~その5

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