ストーン・チャーチ Stone Church
- CATEGORYベイオブアイランズ★観光
パイヒアの中心部近くの海外沿いに通称「ストーン・チャーチ(Stone Church)」と呼ばれる教会があります。正式名は「セント・ポールズ英国国教会 St Pauls Anglican Church」、または「ウィリアムズ・メモリアル教会 Williams Memorial Church」とも呼ばれています。
この教会は、ニュージー ランドでいちばん古い歴史を持つ教会です。といっても建物としては「最古」ではなく、現在の建物は5代目の建物です。

《ストーン・チャーチ Stone Church正面》
世界の歴史の中ではまだ新しい国ニュージーランド。初期のニュージーランドの歴史を語る上で欠かすこのできないベイイオアブアイランズは、この国の「古い」歴史が多く残っている場所です。
ベイオブアイランズ(ニュージーランド)で初めてキリスト教の教えが説かれたのは1814年のこと。場所はベイオブアイランズの北部の海岸だったそうです。
1823年8月、ヘンリー・ウィリアムズ牧師とその家族がパイヒアに宣教の拠点をつくるためにベイオブアイランズにやって来ました。すぐに建物を造り始め、同年9月21日には最初の礼拝を執り行ったそうです。この時の建物はラウポ raupo造り、日本語的に言えば「藁」でできたものでしたが、これがニュージーランド初の教会となったのです。
1826年にはヘンリー・ウィリアムズ牧師の弟、ウィリアム・ウィリアムズ牧師がやって来ました。彼はオックスフォード大学出身で、当時における医療の知識を幅広く持ち合わせていました。その頃のニュージーランド(マオリの人たち)にとっては「医者」に相当する扱いだったようです。
1828年、掛け金で施錠ができる漆くい造りの教会(第2の建物)へと建て替えられ、その後1856年には木造のもの(第3の建物)ができました。
1874年、古くなってきた建物を壊し、旧教会に使っていた木材の多くを使用して新たな木造の建物(第4の建物)が完成。
1925年、1874年に建てられた教会は解体され、タウマレレ Taumarere(カワカワの近く)という場所に移されそこの教会となりました。

《Stone Church裏庭から》
そして第5の建物、つまり現在の石造りの教会が建てられました。
これは、この地での宣教と人々のために尽くしたヘンリー・ウィリアムズとウィリアム・ウィリアムズ兄弟を記念して建てられたため、「ウィリアムズ・メモリアル教会(Williams Memorial Church)」とも呼ばれているのです。現在でもこの兄弟の子孫は、ベイオブアイランズに大勢住んでいます。
使われている石はカワカワの近くから運ばれてきました。また、梁に使われているカウリの木は、ベイオブアイランズ南部にあるワイカレ Waikare近くの森林から調達してきました。
教会内にあるステンドガラスは、ヘンリーとウィリアム兄弟がベイオブアイランズに到着してから175年を記念して、ウィリアム家子孫一同によって後から取り付けられたものです。
また、1830年ニュージーランドに初めて持ち込まれたオルガンは、このパイヒアにある教会で使われていました。その後そのオルガンはパイヒアにも近いパカラカ Pakarakaに移され、現在はワンガヌイ Wanganuiにある博物館に展示されています。
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この教会は、ニュージー ランドでいちばん古い歴史を持つ教会です。といっても建物としては「最古」ではなく、現在の建物は5代目の建物です。

《ストーン・チャーチ Stone Church正面》
世界の歴史の中ではまだ新しい国ニュージーランド。初期のニュージーランドの歴史を語る上で欠かすこのできないベイイオアブアイランズは、この国の「古い」歴史が多く残っている場所です。
ベイオブアイランズ(ニュージーランド)で初めてキリスト教の教えが説かれたのは1814年のこと。場所はベイオブアイランズの北部の海岸だったそうです。
1823年8月、ヘンリー・ウィリアムズ牧師とその家族がパイヒアに宣教の拠点をつくるためにベイオブアイランズにやって来ました。すぐに建物を造り始め、同年9月21日には最初の礼拝を執り行ったそうです。この時の建物はラウポ raupo造り、日本語的に言えば「藁」でできたものでしたが、これがニュージーランド初の教会となったのです。
1826年にはヘンリー・ウィリアムズ牧師の弟、ウィリアム・ウィリアムズ牧師がやって来ました。彼はオックスフォード大学出身で、当時における医療の知識を幅広く持ち合わせていました。その頃のニュージーランド(マオリの人たち)にとっては「医者」に相当する扱いだったようです。
1828年、掛け金で施錠ができる漆くい造りの教会(第2の建物)へと建て替えられ、その後1856年には木造のもの(第3の建物)ができました。
1874年、古くなってきた建物を壊し、旧教会に使っていた木材の多くを使用して新たな木造の建物(第4の建物)が完成。
1925年、1874年に建てられた教会は解体され、タウマレレ Taumarere(カワカワの近く)という場所に移されそこの教会となりました。

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そして第5の建物、つまり現在の石造りの教会が建てられました。
これは、この地での宣教と人々のために尽くしたヘンリー・ウィリアムズとウィリアム・ウィリアムズ兄弟を記念して建てられたため、「ウィリアムズ・メモリアル教会(Williams Memorial Church)」とも呼ばれているのです。現在でもこの兄弟の子孫は、ベイオブアイランズに大勢住んでいます。
使われている石はカワカワの近くから運ばれてきました。また、梁に使われているカウリの木は、ベイオブアイランズ南部にあるワイカレ Waikare近くの森林から調達してきました。
教会内にあるステンドガラスは、ヘンリーとウィリアム兄弟がベイオブアイランズに到着してから175年を記念して、ウィリアム家子孫一同によって後から取り付けられたものです。
また、1830年ニュージーランドに初めて持ち込まれたオルガンは、このパイヒアにある教会で使われていました。その後そのオルガンはパイヒアにも近いパカラカ Pakarakaに移され、現在はワンガヌイ Wanganuiにある博物館に展示されています。
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