ワイタンギ条約公園 Waitangi Treaty Gound
- CATEGORYベイオブアイランズ★観光
ベイオブアイランズにあるワイタンギは、ニュージーランドの歴史上とても大きな意味を持つ場所です。
1840年2月6日、この場所で当時のマオリの酋長たちとイギリス君主代理との間で「ワイタンギ条約 Treaty of Waitangi」と呼ばれる条約が結ばれました。ニュージーランドという国としての歴史が始まった、「国家誕生の地」というわけです。

その条約が結ばれた場所は現在、ワイタンギ条約公園(Waitangi Treaty Ground、ワイタンギ・トリーティ・グラウンド)」となっています。
18.5ヘクタール(185000㎡/東京ドーム4つの敷地面積位)の広い敷地全体が公園となっています。公園内には博物館や初代総督の自宅、カフェなどの他、原生林、遊歩道、芝、海岸、崖などもあり、様々な楽しみ方ができる場所です。
The Flaffstaff

この旗の場所で、条約の締結が行われました。ワイタンギ条約締結前に船の航行の問題を避けるために作られたニュージーランドの最初の旗と言える部族連合旗「United Tribes of New Zealand」、イギリス旗「Union Jack ユニオンジャック」、現在のニュージーランド旗の三種類が掲揚されています。
部族連合旗 United Tribes of New Zealand

The Treaty House

1833年から1840年にかけてニュージーランドへ派遣され、現地でイギリス政府代理としてマオリとの交渉にあたったジェームズ・バズビー James Busby一家の住居。現在は寝室一室と居間が当時の様子を再現している他、1830年代から1840年代のベイオブアイランズや農場、バズビー家の生活がわかる展示がされています。
マラエ Marae(集会所 Meeting House)

マラエはマオリの人たちが大切にしている場所で、冠婚葬祭も含め様々な機会に親戚一同部族一同が集まる場所です。公園内にあるこのマラエは実際に使われているものではなく、観光用として文化を理解してもらうために建てられたものです。


とはいえ、室内外の彫刻には目を見張るものがあります。日本人も彫り物に長けている民族だと思いますが、マオリの方々も細かい技術を持っています。

マラエは基本的に土足厳禁の神聖な場所なので、入口で靴を脱ぎます。このマラエも土足厳禁です。
ワカ Waka / 戦闘用カヌー War Canoe


「ナトキマタファオルア Ngātokimatawhaorua」、通称「ナトキ」と呼ばれているワカ Waka(戦闘用カヌー War Canoe)です。
1940年、ワイタンギ条約締結100周年の際にナプヒ部族から寄付された世界最大の戦闘用カヌーです。全長35メートルで、乾いている時でも6トン、濡れていると12トンにもなります。海上で安全に航行するには最低でも76人の漕ぎ手が必要だそうです。

ここにも彫刻が彫られています。上2枚の写真からもわかると思いますが、前後の黒い部分の彫刻もすばらしいですよね。
博物館

2016年2月7日にオープンした二階建ての博物館です。以前も展示スペースはありましたが、広さはもちろんですがグレードもアップされています。

2階はご覧のようなアートギャラリーになっています。ニュージーランドを代表するアーチストやニュージーランドの風景などのものを中心に定期的に内容は変わります。

ニュージーランドの歴史と自然と美しいベイオブアイランズの景色を一度に堪能できるワイタンギ条約公園。

ベイオブアイランズにお越しの歳は、ぜひ足を運んでほしい場所のひとつです。




詳しくは【ワイタンギ条約公園ウェブサイト(英語)】をご覧ください。
関連情報:
☞【ベイオブアイランズの宿泊施設】
☞【ニュージーランドの宿泊施設】
1840年2月6日、この場所で当時のマオリの酋長たちとイギリス君主代理との間で「ワイタンギ条約 Treaty of Waitangi」と呼ばれる条約が結ばれました。ニュージーランドという国としての歴史が始まった、「国家誕生の地」というわけです。

その条約が結ばれた場所は現在、ワイタンギ条約公園(Waitangi Treaty Ground、ワイタンギ・トリーティ・グラウンド)」となっています。
18.5ヘクタール(185000㎡/東京ドーム4つの敷地面積位)の広い敷地全体が公園となっています。公園内には博物館や初代総督の自宅、カフェなどの他、原生林、遊歩道、芝、海岸、崖などもあり、様々な楽しみ方ができる場所です。
The Flaffstaff

この旗の場所で、条約の締結が行われました。ワイタンギ条約締結前に船の航行の問題を避けるために作られたニュージーランドの最初の旗と言える部族連合旗「United Tribes of New Zealand」、イギリス旗「Union Jack ユニオンジャック」、現在のニュージーランド旗の三種類が掲揚されています。
部族連合旗 United Tribes of New Zealand

The Treaty House

1833年から1840年にかけてニュージーランドへ派遣され、現地でイギリス政府代理としてマオリとの交渉にあたったジェームズ・バズビー James Busby一家の住居。現在は寝室一室と居間が当時の様子を再現している他、1830年代から1840年代のベイオブアイランズや農場、バズビー家の生活がわかる展示がされています。
マラエ Marae(集会所 Meeting House)

マラエはマオリの人たちが大切にしている場所で、冠婚葬祭も含め様々な機会に親戚一同部族一同が集まる場所です。公園内にあるこのマラエは実際に使われているものではなく、観光用として文化を理解してもらうために建てられたものです。




とはいえ、室内外の彫刻には目を見張るものがあります。日本人も彫り物に長けている民族だと思いますが、マオリの方々も細かい技術を持っています。

マラエは基本的に土足厳禁の神聖な場所なので、入口で靴を脱ぎます。このマラエも土足厳禁です。
ワカ Waka / 戦闘用カヌー War Canoe


「ナトキマタファオルア Ngātokimatawhaorua」、通称「ナトキ」と呼ばれているワカ Waka(戦闘用カヌー War Canoe)です。
1940年、ワイタンギ条約締結100周年の際にナプヒ部族から寄付された世界最大の戦闘用カヌーです。全長35メートルで、乾いている時でも6トン、濡れていると12トンにもなります。海上で安全に航行するには最低でも76人の漕ぎ手が必要だそうです。

ここにも彫刻が彫られています。上2枚の写真からもわかると思いますが、前後の黒い部分の彫刻もすばらしいですよね。
博物館


2016年2月7日にオープンした二階建ての博物館です。以前も展示スペースはありましたが、広さはもちろんですがグレードもアップされています。

2階はご覧のようなアートギャラリーになっています。ニュージーランドを代表するアーチストやニュージーランドの風景などのものを中心に定期的に内容は変わります。


ニュージーランドの歴史と自然と美しいベイオブアイランズの景色を一度に堪能できるワイタンギ条約公園。

ベイオブアイランズにお越しの歳は、ぜひ足を運んでほしい場所のひとつです。




詳しくは【ワイタンギ条約公園ウェブサイト(英語)】をご覧ください。
関連情報: