ハルル フォールズ/ハルル滝 Haruru Falls

ベイオブアイランズの拠点パイヒアから国道11号線をケリケリ方面に4.5kmほど場所にハルル フォールズ Haruru Fallsという滝があります。


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ハルルフォールズはどんな滝?

ワイタンギ川 Waitangi Riverにある、高さよりも幅の方が広い滝で、馬蹄型をしたその形は滝としては珍しいものだそうです。

もちろん規模は全く違いますが、ミニチュア版のナイアガラの滝と表現する人も結構いる滝です。(笑)

「Haruru」とは「大きな音」という意味だそうで、普段でも滝の近くでは水の流れ落ちる勢いのよい音が聞こえます。

普段穏やかな表情を見せている滝も大雨が降った後の姿は壮観で、その音もまたスゴいです。

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その音とは対照的に、水が流れ落ちた場所は深く広い静かな水域が広がっています。そして、ワイタンギ川はこのまま穏やかに海へと流れていきます。

ハルルフォールズの歴史

カヌーを使うことも多かったマオリの人たちは昔からこの一帯の立地条件を上手に利用しており、周囲の河岸には多くの部族が村を構えていたそうです。ヨーロッパ人入植後はNZ初の道路も造られ、河港として栄えました。多くのカウリ材がここから運ばれて行ったそうです。
注:現在はカウリの伐採は禁止されています。詳しくは下記リンクページをご覧ください。



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ハルルフォールズの今

現在は、時間が静かに流れている感じの場所です。

ワイタンギからハルル滝までのウォーキングコース(全長約6km)があります。気持ちの良いウォーキングコースなのでお勧めです。

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また、上の写真のように滝つぼまでカヤックで行くツアーもあります。経験がある方はカヤックだけ借りて行くことももちろん可能です。

パイヒアからは車で5分ほどの場所です。車のない方も、パイヒアからハルルフォールズまで国道11号線沿いに歩道があるので、歩いて行くことも可能です。

ぜひ立ち寄ってみてください。

その時は、橋を渡って反対側からの滝を見てみてくださいね。

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