アルコールを買えない日があるニュージーランドのお酒の話
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ニュージーランドのアルコールに関する法律や規則をいくつか紹介したいと思います。
私がニュージーランドに来て数年は、日曜日はアルコールを買うことができませんでした。当時これにはかなりびっくりしました。
夕食に誘われたらお土産代わりにワインを持っていったり、ポット・ラック・パーティ(Pot Luck Party、一品持ち寄りパーティ)やバーベキューに行く時には自分で飲むアルコールを持参するという場合が多いニュージーランド。私たち夫婦は、過去にそういった機会が日曜日にあり、持っていくアルコールが家に何もなくて焦った経験があります(笑)

現在は、1999年の法改正によって日曜日でもアルコールを買うことができるので便利(?)になりました。
また、全然気にしていなかったのでしばらくは気がつかなかったのですが、ある年のイースターの週末にスーパーマーケットに行ったら「今日はグッド・フライデーなので、アルコールの販売はできません。」という案内とともに、アルコールのエリアは幕で覆われていたのでとてもびっくりした経験があります。
現在でも「イースター Easter(復活祭)」と呼ばれる期間のグッド・フライデー(Good Friday)とイースター・サンデー(Easter Sunday)、クリスマスの終日と、アンザック・デー(ANZAC Day(4月25日)ニュージーランド・オーストラリア・クック諸島・ニウエ・サモア・トンガ の休日)の午後1時まではアルコール類の販売が禁止されています。
販売が禁止されているのは所謂小売店で、ホテルやレストランなどでその場所で飲食をする場合はアルコールを注文して飲むことが可能です。
特別な種類販売資格を持っている店舗では購入できるようですが、基本的には上記の祝日はアルコールは買えないと思っていた方が無難です。
多方面にわたりキリスト教の考え方が影響している例のひとつと言えるでしょうね。

アルコールを販売できる時間も決まっています。
その場で飲むことが前提の「On-Licence」または「Club Licence」という許可証を持っているバーやパブ、レストランなどは午前8時から翌日午前4時まで、持ち帰りが前提の「Off-Licence」という許可証を持っている酒屋さんなどでは午前7時から午後11時までアルコールの販売が可能となっています。
日本のように花見だ!バーベキューだ!と好きなところで宴会を開くことはできません。
ベイオブアイランズのパイヒアエリアにもこんな看板があります。

「LIQUOR BAN」と書いてありますね。つまり、「飲酒禁止」です。
ここにも飲酒禁止の時間や曜日、期間などが書いてあります。それぞれの地区や季節によっても若干の違いがありますが、基本的に人が多く集まるビーチなどは飲酒禁止と理解しておいた方がいいと思います。
日本人は、「夏の海岸や川辺のバーベキューで飲むキンキンに冷えたビールがうまい!」って思っちゃいませんか?でも、それはニュージーランドではNGです・・・
違反するとNZ$250の罰金です。
友人に警察の人がいるのですが、飲みたい気持ちはわかるので、静かに飲んでいれば気がつかないふりをする時もあるとか。でも、注意しなくてはいけない時はにこやかに近づいていき、「今そのアルコール捨てる?それとも250ドルの罰金払う?」と聞くそう(笑)
でも、これはあくまでもその友人の場合。警察の人がみんなこんな人ばかりじゃないので、飲まないのがいちばんです!
特に大晦日は規制が厳しく広範囲に渡るのですが、2017年の大晦日、とうとうこんな人たちも出てきてしまいました(笑)

公共の場のビーチで飲酒がダメなら、沖合に島を作ってそこで飲むならいいだろう。という発想らしいんですが・・・いやいや、ダメでしょう!
ちなみに「この島」、ニュージーランド人を中心に10数名の若者が干潮の時を狙って5~6時間かかって作った「砂の島」だそうです。発想といいい、その努力といい、ただただ笑いました(笑) もちろん、ここで飲むのも規則違反です。
酒屋さんやスーパーマーケットなどでお酒を購入する場合、身分証明証(ID)の提示を求められることがあります。購入する人が25歳未満、またはお店によっては30歳未満に見える場合は身分証明書の提示を求めているようです。
身分証明証として認めている身分証明証を所持していない場合は基本的に販売を断られます。
娘がスーバーマーケットでアルバイトをしているのですが、この年齢確認は結構厳しいです。ミステリーショッパー(覆面調査員?)が時々来るらしいんですが、酒類販売は大きなチェックポイントのようで調査員は必ずと言っていいほどちょっとごねるらしいんです。
年齢確認を怠ったり、身分証明証がないと言われ「ま、いいか」となったりすると後日売った本人は注意を受け罰金を課されることもありますし、お店には罰金が課される上、アルコール販売が一定期間できなくなるそうです。
その身分証明証ですが、ニュージーランドの運転免許証をお持ちの方はそれでOKです。日本から旅行中やNZの運転免許証を持っていない場合は、パスポートの提示が必要になります。
日本人は自分が思うよりかなり若く見られるので、アルコールを買う時は忘れずに身分証明証を携帯しておいてくださいね。
☆アルコールを買えない日
ニュージーランドには、アルコール類を買うことができない日というものが現在も存在します。私がニュージーランドに来て数年は、日曜日はアルコールを買うことができませんでした。当時これにはかなりびっくりしました。
夕食に誘われたらお土産代わりにワインを持っていったり、ポット・ラック・パーティ(Pot Luck Party、一品持ち寄りパーティ)やバーベキューに行く時には自分で飲むアルコールを持参するという場合が多いニュージーランド。私たち夫婦は、過去にそういった機会が日曜日にあり、持っていくアルコールが家に何もなくて焦った経験があります(笑)

現在は、1999年の法改正によって日曜日でもアルコールを買うことができるので便利(?)になりました。
また、全然気にしていなかったのでしばらくは気がつかなかったのですが、ある年のイースターの週末にスーパーマーケットに行ったら「今日はグッド・フライデーなので、アルコールの販売はできません。」という案内とともに、アルコールのエリアは幕で覆われていたのでとてもびっくりした経験があります。
現在でも「イースター Easter(復活祭)」と呼ばれる期間のグッド・フライデー(Good Friday)とイースター・サンデー(Easter Sunday)、クリスマスの終日と、アンザック・デー(ANZAC Day(4月25日)ニュージーランド・オーストラリア・クック諸島・ニウエ・サモア・トンガ の休日)の午後1時まではアルコール類の販売が禁止されています。
販売が禁止されているのは所謂小売店で、ホテルやレストランなどでその場所で飲食をする場合はアルコールを注文して飲むことが可能です。
特別な種類販売資格を持っている店舗では購入できるようですが、基本的には上記の祝日はアルコールは買えないと思っていた方が無難です。
多方面にわたりキリスト教の考え方が影響している例のひとつと言えるでしょうね。
☆アルコールをどこで買う?
スーパーマーケットではワインとビール類は買うことができますが、ウィスキー、ジン、ウォッカ、リキュールなどのアルコール度数の高いお酒は買えません。酒屋さんで販売しています。
アルコールを販売できる時間も決まっています。
その場で飲むことが前提の「On-Licence」または「Club Licence」という許可証を持っているバーやパブ、レストランなどは午前8時から翌日午前4時まで、持ち帰りが前提の「Off-Licence」という許可証を持っている酒屋さんなどでは午前7時から午後11時までアルコールの販売が可能となっています。
☆飲酒禁止地区 Liquor Ban
ニュージーランドは屋外の公共の場での飲酒がかなり制限されています。日本のように花見だ!バーベキューだ!と好きなところで宴会を開くことはできません。
ベイオブアイランズのパイヒアエリアにもこんな看板があります。

「LIQUOR BAN」と書いてありますね。つまり、「飲酒禁止」です。
ここにも飲酒禁止の時間や曜日、期間などが書いてあります。それぞれの地区や季節によっても若干の違いがありますが、基本的に人が多く集まるビーチなどは飲酒禁止と理解しておいた方がいいと思います。
日本人は、「夏の海岸や川辺のバーベキューで飲むキンキンに冷えたビールがうまい!」って思っちゃいませんか?でも、それはニュージーランドではNGです・・・
違反するとNZ$250の罰金です。
友人に警察の人がいるのですが、飲みたい気持ちはわかるので、静かに飲んでいれば気がつかないふりをする時もあるとか。でも、注意しなくてはいけない時はにこやかに近づいていき、「今そのアルコール捨てる?それとも250ドルの罰金払う?」と聞くそう(笑)
でも、これはあくまでもその友人の場合。警察の人がみんなこんな人ばかりじゃないので、飲まないのがいちばんです!
特に大晦日は規制が厳しく広範囲に渡るのですが、2017年の大晦日、とうとうこんな人たちも出てきてしまいました(笑)

公共の場のビーチで飲酒がダメなら、沖合に島を作ってそこで飲むならいいだろう。という発想らしいんですが・・・いやいや、ダメでしょう!
ちなみに「この島」、ニュージーランド人を中心に10数名の若者が干潮の時を狙って5~6時間かかって作った「砂の島」だそうです。発想といいい、その努力といい、ただただ笑いました(笑) もちろん、ここで飲むのも規則違反です。
☆飲酒年齢
ニュージーランドの法律で飲酒が認められている年齢は18歳からです。日本より2年も早いですね~。酒屋さんやスーパーマーケットなどでお酒を購入する場合、身分証明証(ID)の提示を求められることがあります。購入する人が25歳未満、またはお店によっては30歳未満に見える場合は身分証明書の提示を求めているようです。
身分証明証として認めている身分証明証を所持していない場合は基本的に販売を断られます。
娘がスーバーマーケットでアルバイトをしているのですが、この年齢確認は結構厳しいです。ミステリーショッパー(覆面調査員?)が時々来るらしいんですが、酒類販売は大きなチェックポイントのようで調査員は必ずと言っていいほどちょっとごねるらしいんです。
年齢確認を怠ったり、身分証明証がないと言われ「ま、いいか」となったりすると後日売った本人は注意を受け罰金を課されることもありますし、お店には罰金が課される上、アルコール販売が一定期間できなくなるそうです。
その身分証明証ですが、ニュージーランドの運転免許証をお持ちの方はそれでOKです。日本から旅行中やNZの運転免許証を持っていない場合は、パスポートの提示が必要になります。
日本人は自分が思うよりかなり若く見られるので、アルコールを買う時は忘れずに身分証明証を携帯しておいてくださいね。
2020年6月現在情報