ベイオブアイランズでも温泉に行ける!~ナファ・スプリングス Ngawha Springs~

日本と同じようにニュージーランドにも多くの温泉があるのですが、ベイオブアイランズの近くにも温泉があります。知っている限りでは・・・NZのオフィシャルサイトを見る限りでも・・・オークランド地方より北に温泉はここしかありません。

パイヒアからも車で20~25分ほどの場所にある温泉、「ナファ・ スプリングス Ngawha Springs」がそれです。Kaikohe カイコヘという町の東5kmほどの場所にあります。

温泉と言っても、ニュージーランドの温泉はスイミングプールのような施設も少なくないのですが、ここはある種の趣があります。

Ngawha1.jpg
《Ngawha Springs入り口。素朴なと呼ぶべきか・・・》

ナファ スプリングス Ngawha Springsは100年以上も昔からこの地方の部族によって利用されていた温泉で、戦いにおいて負った傷を癒していたと言われています。その後も地元のマオリの人たちに利用され続け、現在は世界各国の人が訪れています。

Ngawha2.jpg Ngawha3.jpg

はっきり言って、近代的な設備とはほど遠いです。料金を払うオフィスには、マオリのおばちゃんやおじちゃんがドカッと座っています。入り口にある看板はいつ作ったのか、壊れかけています。シャワーはありません。でも、こういう場所と時間もたまにはいいかな・・・と思わせる場所です。

 ngawha7.jpg ngawha8.jpg

こんな感じに、素朴な造りの小さなお風呂がいくつもあります。お湯の色は黒っぽい半透明、もしくは泥風呂といった感じの色です。硫黄のにおいがします。

Ngawha5.jpg

各お風呂にはそれぞれ名前があり、温度が違います。オフィスの前に下の写真のような看板があり、その日のそれぞれの温度が書いてあります。

Ngawha6.jpg

行く時はきれいな新しいタオルは持って行かないようにしましょう。また、言うまでもないと思いますが、ここは日本ではないので水着を着て入ります!

水着とタオルの硫黄の匂いはしばらく取れませんので、あらかじめ覚悟しておいてくださいね。

また、Ngawha Springsの周囲約25k㎡一帯は、Ngawha Geothermal Field(ナファ地熱地帯)と呼ばれる地熱地帯となっています。タウポ(Taupo)にある国内最大級の地熱発電所に比べると規模はかなり小さいですが、地熱発電所もあります。

ナファ・スプリングス Ngawha Springs

営業:
月曜日から日曜日(=年中無休)
午前9時~午後9時(時間制限なし)

料金: 2018年3月現在
大人4ドル、学生2ドル、小学生1ドル、5歳未満無料 
カードは使えません。現金のみです。

この営業時間や料金はかなり長い間変わっていません・・・

英語のみですが、【Ngawha Springsのホームページはこちら】です。


☞【ベイオブアイランズの宿泊施設を探す】
☞【ニュージーランドの宿泊施設を探す】
関連記事