オールブラックスのハカ 《ハカ HAKA マオリの民族舞踏 2》
- CATEGORYニュージーランド★文化/歴史/生活
ニュージーランドに行ったことがある方は、マオリ族のカパハカのパフォーマンスを見たことがある方もいると思います。
また、ハカと言えば、ラグビーのオールブラックス All Blacksの試合前のハカを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
特に2019年に日本でラグビーワールドカップが開催されたので、その魅力に魅了された方もきっと少なくないと思いますが、ラグビーだけではなく、ニュージーランドの他のスポーツチームも試合前にハカをやっています。
カッコいいですね~。ハカはいつ見ても惚れ惚れしてしまいます。
1995年にニュージーランドに来るまでラグビーは見たことなく最初の頃は全くわからなかたのですが、少しずつ分かるようになり、2019年の日本でのラグビーワールドカップでほぼほぼわかるようになりました。(時間かかりすぎ(^^ゞ)
そんな所以もあって、オールブラックスや他の国のナショナルチームが踊るのは相手チームへの威嚇の意もありますが、試合前に士気を高め、心身のコンディションを整えるために重要な役割を果たしているそうです。
下記動画はカパオパンゴが初披露された時のものです。
時々、いろいろなことが起こります。
まず、2003年のラグビーワールドカップ、対トンガ戦での珍事。
試合直前の異様な盛り上がりと、オールブラックスのハカにトンガ代表が触発され興奮してしまった結果、オールブラックスのハカが終わる前に自分たちのハカで威嚇を始めてしまいました。
当時は「ハカ・バトル」として話題となりました。
ちなみにトンガ、サモア、フィジーにもニュージーランドで言うところのハカがありますが、トンガはシピタウ、サモアはシヴァタウ、フィジーはシンビと呼ばれています。
記憶に新しいところでは、2019年10月26日に行われたラグビーワールドカップ日本大会準決勝で、オールブラックスの恒例のハカを行っている時の出来事があります。
通常は肩を組んで一列に横並びになってハカを見つめるのが普通なんですが、この日の対戦相手であるイングランドチームはオールブラックスを囲むようなV字の陣形でハカを迎え撃つような形で見つめていました。
テレビで観戦していた私も、え?何?と思いました。会場でもなんだかザワザワしていた様子が感じられました。
この時、一部のイングランド選手が審判団の制止を無視してハーフウェイラインを越えて敵陣に入っていたため、後日ワールドラグビー(World Rugby)はイングランドチームに罰金を科しました。オールブラックスを「怒らせる」ためのエディー・ジョーンズ Eddie Jonesヘッドコーチ(当時)の策だったと言われています。
また、ハカと言えば、ラグビーのオールブラックス All Blacksの試合前のハカを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
特に2019年に日本でラグビーワールドカップが開催されたので、その魅力に魅了された方もきっと少なくないと思いますが、ラグビーだけではなく、ニュージーランドの他のスポーツチームも試合前にハカをやっています。
☆永遠のカマテ Ka Mate
オールブラックスの「挑みのハカ」として有名なのがカマテ Ka Mateというハカでしょう。まずは下記の動画をご覧ください。カッコいいですね~。ハカはいつ見ても惚れ惚れしてしまいます。
1995年にニュージーランドに来るまでラグビーは見たことなく最初の頃は全くわからなかたのですが、少しずつ分かるようになり、2019年の日本でのラグビーワールドカップでほぼほぼわかるようになりました。(時間かかりすぎ(^^ゞ)
☆ハカを踊る意味
カパハカの一部であるハカは、元々先住民族マオリが戦いの前の儀式として踊っていた伝統的民族舞踏です。戦場で敵と戦う直前に踊ることもあれば、戦地へと赴く前にそれぞれの村で踊ることもありました。そんな所以もあって、オールブラックスや他の国のナショナルチームが踊るのは相手チームへの威嚇の意もありますが、試合前に士気を高め、心身のコンディションを整えるために重要な役割を果たしているそうです。
☆2005年に登場、カパオパンゴ Kapa o Pango
1888年の国際的なラグビー大会で、ニュージーランドのマオリチームが初めて披露して以来ずっと行なわれてきたカマテですが、2005年新しいハカ、カパオパンゴ Kapa o Pangoが登場しました。下記動画はカパオパンゴが初披露された時のものです。
☆ハカの最中の珍事二選
国際的な取り決めなのか暗黙の了解事なのかはちょっと定かではないのですが、通常はオールブラックスや他の国がハカをやっている間は敬意を表してみんな静かに見つめているのですが・・・時々、いろいろなことが起こります。
まず、2003年のラグビーワールドカップ、対トンガ戦での珍事。
試合直前の異様な盛り上がりと、オールブラックスのハカにトンガ代表が触発され興奮してしまった結果、オールブラックスのハカが終わる前に自分たちのハカで威嚇を始めてしまいました。
当時は「ハカ・バトル」として話題となりました。
ちなみにトンガ、サモア、フィジーにもニュージーランドで言うところのハカがありますが、トンガはシピタウ、サモアはシヴァタウ、フィジーはシンビと呼ばれています。
記憶に新しいところでは、2019年10月26日に行われたラグビーワールドカップ日本大会準決勝で、オールブラックスの恒例のハカを行っている時の出来事があります。
通常は肩を組んで一列に横並びになってハカを見つめるのが普通なんですが、この日の対戦相手であるイングランドチームはオールブラックスを囲むようなV字の陣形でハカを迎え撃つような形で見つめていました。
テレビで観戦していた私も、え?何?と思いました。会場でもなんだかザワザワしていた様子が感じられました。
この時、一部のイングランド選手が審判団の制止を無視してハーフウェイラインを越えて敵陣に入っていたため、後日ワールドラグビー(World Rugby)はイングランドチームに罰金を科しました。オールブラックスを「怒らせる」ためのエディー・ジョーンズ Eddie Jonesヘッドコーチ(当時)の策だったと言われています。
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