パイヒアにもやってきたオーストラリア森林火災の影響

2020(令和2)年1月3日

ここ1ヶ月ほど森林火災に悩まされているオーストラリアのニュースは日本でも報道されていることと思います。

ニューサウスウェールズ州で始まった火災は、隣のビクトリア州にも広がり100か所以上の場所で火災が発生しているそうです。場所によっては小さな火災が合体して大きな火災になっているところもある聞いています。

オーストラリアの森林火災は毎年起こっているのですが、今回は火災が例年より早く発生し、乾燥状態も続いていているため長引いているようです。

今年に入って、1日、ニュージーランドの南島にその影響が出始めました。

南島の東側にある、観光地としても人気の氷河が茶色く染まってしまったとソーシャルメディアに投稿されたり、ニュージーランド気象庁(MetService)もツイッターで、「タスマン海(Tasman Sea、オーストラリアとニュージーランドの間の海)約2000キロを越えてきた煙が、はっきりと見える」と投稿したりしています。

いちばん影響が大きかった地域では、視界が10キロ程ほどにまでなったところもあるそうです。

と、そういうニュースは聞いてはいたのですが、今日パイヒアに行った時に空を見てビックリ!

20smogsky.jpg

ところどころに雲はありますが、特に曇ってはいません。

オーストラリアの森林火災の影響だそうです。

わかるでしょうか。

青いはずの空が青くないんです。

一昨日パイヒアで撮影した一枚がこちら。

paihiabluesky.jpg

空の違いがわかると思います。

ニューサウスウェールズ州政府の首相は、今日から7日間適用される今季3回目となる非常事態を宣言しました。沿岸部では今週末に40度を超える猛暑が予想されているそうで、被害がこれ以上大きくならないことを祈るばかりです。

追伸:その後の様子

2日後


3日後