ニュージーランドのコーヒー文化 フラットホワイト


昔はニュージーランドでコーヒーというと(紅茶でもそうなんですが)、ブラックかホワイトか聞かれました。牛乳を入れるか入れないかということです。そんなにコーヒーに対して頓着はなかったと思います。

それが、1995年頃からイタリアのエスプレッソコーヒー文化が入ってきて、現在では世界の国の中で、人口一人当たりのコーヒーの焙煎業者が多いと言われているのがニュージーランドです。

ちなみに、パイヒアにエスプレッソマシンがあるカフェが登場したのは2000年以降、21世紀に入ってからだったと思います。パイヒアに限らず、しばらくはカフェに入ってエスプレッソマシンがないとがっかりした記憶もあります。

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今では、ニュージーランドではエスプレッソマシンがなかったらカフェとは呼べない、どんな田舎でもエスプレッソマシンがあるカフェが必ずある、と言っても過言ではないほどのコーヒー大好きの国です。

そんなコーヒー大好きの国ニュージーランド発のコーヒー、フラットホワイト(Flat White)をご存知でしょうか。

日本ではまだまだ聞きなれないコーヒーだと思いますが、ニュージーランドのカフェではいちばん人気がフラットホワイトだと思います。

イメージ的にはラテのスモールサイズといった感じですが、全く違うものです。

エスプレッソマシンで作るニュージーランドの定番コーヒーはフラットホワイト、ラテ、カプチーノですが、そもそもその違いがわかりませんよね。

バリスタの友人に聞いた配分は以下のような感じです。

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カプチーノは泡がたくさんなコーヒーです。エスブレッソ1/3、スチームミルク1/3、フラッフ(泡)ミルク1/3で作られたものです。ラテやフラットホワイトよりもエスプレッソの味が強いのが特徴です。

ラテはイタリア語で「牛乳」という意味です。なので、ラテは牛乳たっぷりのコーヒーということですね。エスプレッソ1/3、スチームミルク2.5/3、そしてフラッフ(泡)0.5/3といった感じです。

ではフラットホワイトはというと、スチーマーで作ったラテよりもキメの細かい泡を使います。バリスタの友人曰く、クリームのようなクリーミーなミルクが命だそうです。配分的にはエスプレッソ1/3、クリーミーなスチームミルク2/3だそうです。

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主人が日本に行くと、牛乳がまずいとよく言っています。今はこんなもんだと思っているようですが、特に昔はよく言っていました。

酪農の国ニュージーランドでは牛乳やチーズがおいしいことでは有名です。私はよくわからないのですが(笑)、ニュージーランドの牛乳はおいしいと言っている日本人も少なくありません。子供たちも小さい頃、ニュージーランドの牛乳の方がおいしいと言っていました。

そんなニュージーランドが生み出したのが、泡でポッコリ盛り上がったカプチーノに対して、泡のない平らな(フラット)なミルク入り(ホワイト)コーヒー。

牛乳のおいしさを引き出しつつできたのがフラットホワイトではないでしょうか。

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