ニュージーランドでのパスポート更新 ① 申請編

ニュージーランドでのパスポートの申請についてまとめてみました。


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◇ニュージーランド大使館/総領事館

ニュージーランドの中に「日本」は3ヶ所あります。

☆日本総領事館(最大都市オークランドにある)
⇒北島のワイトモ、ルアペフ、タウポ、ファカタネ、オポティキの各地区以北の地域を担当

☆日本大使館(首都ウェリントン)
⇒オークランド総領事館管轄以外の地域全般を担当

☆領事館事務所(南島クライストチャーチ)
⇒大使館管轄の中のカンタベリー地域を担当

電話や郵送などで済む申請や手続きもありますが、パスポートなど各大使館や総領事館や領事事務所に出向かなくてはならないものも多いので、近くに住んでいない日本人はちょっと大変です(>_<)

◇パスポート申請時の例外措置地区

パスポートは、基本的には日本国内の手続きと同じように申請も受け取りも直接総領事館等に行かなくてはなりません。

ただし、私が住んでいるところを管轄しているオークランド総領事館に関して言えば、ワイカト、ベイオブプレンティー、ノースランド地域およびルアペフに住んでいる日本人は郵送で申請することができます。

遠隔地に住んでいる日本人への便宜を図ってくれている制度です。早い話が、オークランドまで遠くて大変だろうから少し大目にみてあげようというわけです。

とはいえ、受け取りは総領事館まで行かなくてはなりません(T_T)

大使館や領事事務所でもおそらく同様のシステムがあると思いますので、大使館のホームページでチェックしてみてください。

◇パスポートの申請方法

さて、その申請方法ですが、日本での更新の時と同じでパスポートが切れてから更新すると戸籍が必要となります。

日本から戸籍を取り寄せなければならなくなるの個人的にはでかなり面倒くさい!です。

というか、外国人としてニュージーランドに住んでいるわけなので、そもそもパスポートを切らしちゃダメですよね。

まずは申請書です。

これは日本国内での申請も同じですが、外務省のホームページから申請書をダウンロードできるようになっただけではなく、コンピューター上で必要事項を打ち込み、それを印刷できます。

昔に比べたら、本当に便利になりました。

印刷した申請書にはほぼ全ての必要事項がすでに記載されていますが、署名だけは自筆で書かなくてはなりません。

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書類ができたら、私の場合は所持しているパスポートの当該ページのコピーやその他必要書類とともにオークランド総領事館に郵送します。

上記の通り、私が住んでいるNorthland ノースランド地域は例外地区となっているので申請は郵送でできます。

オークランド総領事館のウェブサイトの案内には到着したかどうかの確認の電話を入れてくださいとあるのですが、オークランド総領事館の方から私に電話がありました。友だちも以前電話をもらったと言っていました。これは状況次第なのかもしれません。

上記で、パスポートの当該ページのコピーを送ると書きましたが、サイトにも絶対にパスポートの現物を送らないようにと明記してあります。過去に私の知っているだけでも2人の日本人がパスポートを郵送してそのままなくなってしまったことがあります。郵便物が届かなかったという例も時々聞くので、日本の機関としてはニュージーランドの郵便システムを信用してないんでしょうね。

ちなみに、ニュージーランドのパスポートはすべてオンラインででき、出来上がると普通に郵送されてきます。

申請書を郵送する時に必ず決めななくてはならないことが、「いつ」受け取りに行けるかということです。その「いつ」を指定しなければなりません。「〇日頃」ではダメだそうです。「○月○日」と決めなければなりません。

仮申請からパスポートができあがるまで最低6日かかります。

郵送した時点ではっきり日付を決められなかったので、総領事館の人に聞いたところ、6日経った以降であれば1ヶ月間ほどは猶予を持ってくれるとのことで、日付が決まった時点で連絡すれば大丈夫とのことでした。

郵送で申請した場合、この時点では仮申請となります。オークランド総領事館にパスポートの実物を持って行ってはじめて本申請となるそうです。

そういうことから「いつ」が大切とのことで、その日付でパスポートが作成されるんだそうです。

その他詳しくは、《在オークランド日本国総領事館》もしくは《在ニュージーランド日本国大使館》のホームページをご覧ください。

さて、申請を無事終えたら、次はいよいよ受け取りに行きます。


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