☆ニュージーランド通信☆

【日本語とマオリ語の発音】 ニュージーランドとポリネシアと日本のつながり《3》

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マオリ語やハワイ語が属するポリネシア語は言語学上オーストロネシア語というグループに含まれているのですが、日本語もこのグループに入るという説もあります。

なぜかというと、日本語とマオリ語やハワイ語って、偶然とは思えない似ているところがあるからなんですね。

学説的な詳しい話はここでは説明しませんが、ちょっと比べてみますね。


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☆母音で終わる!子音が続くのはダメ!

まず、日本語・マオリ語・ハワイ語は開音節 (かいおんせつ)という言語です。開音節というのは、音節がすべて母音で終わらなくてはならない言語のことです。

また、子音群を許容しない言語でもあります。「子音群を許容しない」 という意味は「2つ以上の子音が続くことを許さない」ということで、例えば英語のGREENの「GR」とか、GOOGLE「GL」のようなことです。

日本語もマオリ語もハワイ語も、その音は「子音-母音、子音-母音・・・」 という感じになるということですね。

なので、日本人にとってマオリ語の発音は超簡単です。基本的にはアルファベット読みでOK。NZに住む白人系の人はマオリ語の発音は上手じゃないので・・・日本人は発音がうまいと褒められます(笑)

発音がうまい、でちょっと余談ですが、ニュージーランドの地名には「NGO」とか「NGA」で始まるものがあります。「ン」から始まるわけですね。日本語には「ン」で始まる言葉はありませんが、日本人は比較的簡単に「ンゴ」とか「ンガ」と発音できます。でも、白人にはこれができません。勝手にGを取って「ノ」とか「ナ」で発音します。

☆聞こえているけど聞こえない音

さて、日本人は言語学上全く別の音である「L」と「R」 が同じ音に聞こえてしまいますが、どの民族にも耳に聞こえていても聞こえない音というのがあります。聞こえていないのではありません。自分の知っている別の音に聞こえてしまうんです。

「L」と「R」以外で見ても、例えば日本人には「V」は「B」に聞こえるし、「TH」は「S」に聞こえてしまいますよね。日本語にはV音もTH音もないからです。

自分たちが元々持っていた音に合わせて、例えば「L」と「R」に見てみると、地域によって「L」になったり「R」になったりしたわけです。
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「L」と「R」のひとつの例を挙げてみますね。

ハワイと言ったら、「アロハ! ALOHA!」 。これはハワイ語の 「こんにちわ!」 と思われていますが、元々は、「愛」 という意味の単語だそうです。

そして、マオリ語にも「アロハ」という言葉があります。ただし「AROHA」、「L」ではなく「R」で書きます。なんと、「愛」という意味です。

いかがでしょうか?

学説には諸説あるものなので、100%の真偽はわかりませんが、全く関係ないとは言えなさそうですよね。

☆日本語の「ら行」

「L」と「R」の発音に悩まされている人は多いですよね?

安心してください!日本人が「L」と「R」を聞き取れなくても発音できなくても当たり前なんです。

アルファベットを作る時に便宜上「R」にしましたが、日本語の「ら行」は言語学上は「L」でも「R」でもないんです。

また、マオリ語も日本語と同じく「L」はなく、いわゆる「ら行」は「R」なんですが、これも「R」の発音ではなく、日本語の「ら行」の発音で大丈夫です!ずっと頑張って「R」発音してたんですが、ある時娘に「R音じゃないよ。日本語のらりるれろでいいんだよ。」と言われました(笑)

「ニュージーランドとポリネシアと日本のつながり《4》」では、関係ないはずはない!と言わざるを得ない似た言葉の謎に迫ります。

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ニュージーランドに初めて来たのが1995年2月。ニュージーランド人に嫁いで早24年。

北島のベイオブアイランズというニュージーランドでは人気のマリンリゾートに、キウイ(NZ人の愛称)の主人と2003年生まれの娘と2005年生まれの息子と住んでいます。

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日本人にはまだ知名度が高いとは言えないベイオブアイランズを中心とした観光案内やニュージーランド情報をガイドブック的にお届けしていると同時に、日々の生活やニュージーランドのニュース、私のインスタグラム投稿を裏話などを添えながらブログとして発信しています!

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