☆ニュージーランド通信☆

花火を買えるのは年一度4日間だけ【ガイ・フォークス・ナイト Guy Fawkes Night】

ニュージーランド★文化/歴史/生活
毎年11月5日はガイ・フォークス・ナイト Guy Fawkes Night、もしくはガイ・フォークス・デーと呼ばれている日です。当サイトでは私が昔から慣れ親しんでいる呼び方、ガイ・フォークス・ナイトで呼ばせていただきます。


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★ガイ・フォークス・ナイトとは?

まず、ガイ・フォークス Guy Fawkesというのは実在した人物の名前です。

1605年、実行直前に逮捕され未遂に終わったのですが、当時のイギリス国王ジェームズ1世が上院の開院式に出席したところを爆殺する計画、日本では「火薬陰謀事件」と呼ばれる事件に端を発します。

当時を時代背景を物語るような宗教色濃いキリスト教対立からの事件なのですが、その詳細に興味がある方はウィキペディアの【ガイ・フォークス】【火薬陰謀事件】等をご参照ください。

ガイ・フォークスというのはその爆破計画の点火係だった人物です。未遂に終わったこの事件の犯行グループは結局全員逮捕、全員極刑が言い渡されました。もちろん今の処刑とは比べものにならない残忍な方法で・・・です。

さてその後、イギリスではこの火薬陰謀事件未遂の日は特別な日となり、1606年1月以降1859年に廃止されるまで、2世紀半に渡って11月5日は「命を救い給うたことを神に感謝する日」として法定の祝日となっていたくらいです。

また、ガイと呼ばれるガイ・フォークスを象徴する人形を市中引き回した後に篝火で焼く行事が各地で行われていました。現在ではその風習はほとんど廃れ、僅かに一部の地域で行なわれているだけだそうで、主に篝火と打ち上げ花火を楽しむ行事となっています。

ちなみに、私の周りのニュージーランドの人にガイ・フォークス・ナイトの由来を聞いても、きちんと答えられる人はほぼいませんでした・・・主人も「なんで、罪人を祝うのかな~」と言ってました。

いえいえ、罪人を祝っているわけではなくて、所謂今でいうテロ事件を未遂に止めたことを祝っているんだよ・・・と教えてあげました(笑)

★NZで花火を買えるのは年一度!

イギリスからの伝統や風習を多く受け継いでいるニュージーランドでも、11月5日は花火を楽しむことができる日となっています。とはいえ、ニュージーランドでは祝うという意味合いはほとんどなく、夏の始まりを楽しむ日という位置づけだと政府系サイトでも明言しています。

大元のイギリスはわかりませんが、ニュージーランドでは日本と違って花火の購入にはとても厳しいルールがあります。毎年11月2日からガイ・フォークス・ナイト当日の11月5日の間、4日間しか花火を売っていません!

★購入時にもいろいろルールがある!

その上、18歳以上の人しか買えません!アルコールと同じく身分証明書の提示を求められます。

主人が花火を買いに行った時のことです。入り口入ってすぐのところに花火コーナーがあり、そこから1箱取りました。他にも買うものがあったので花火の箱を持ったまま行こうとしたら、警備の人に花火を持ったままで行かないでくれと言われたそうです。

花火コーナーには特にそう言った注意書きはなかったそうですが、花火を買いたい人は買い物の最後に花火を手にし、花火を手にしたらレジに直行してくれということだったそうです。これにはニュージーランド人の主人も首をかしげていましたが、お店によって購入時のルールが少し違うかもしれません。

★ガイ・フォークス・ナイトの楽しみ方

我が家も子供たちが小さい頃は自宅前等で花火を楽しみました。まずは手に持つ花火でウォーミングアップしてから、こんな感じの打ち上げ花火!ただ、手に持つタイプも打ち上げ花火も日本に比べると種類は少ないと個人的には感じます。

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大きな都市や町などでは「た~ま~や~」感覚の花火大会が行なわれるところもあります。でも、日本人は「やっぱり花火は日本の方がすごいし、おもしろいよね。」と皆口を揃えて言います(笑)

余談ですが、子供が生まれる前、たまたま偶然11月5日にスカイタワーの上にある、回るレストランに行ったことがあります。当日がガイ・フォークス・ナイトであることは全く忘れていました。オークランド中でパンパン上がってる(音は聞こえませんが・・・)花火を見ながらの食事は楽しかったです。機会があれば、ぜひお勧めします!

★ガイ・フォークス・ナイトしか花火しちゃいけないの?

ちなみに、ガイ・フォークス・ナイト以外の日に花火をやってはいけないという規則はありませんが、日本のように「夏の思い出に海岸でみんなで花火で盛り上がろう!」っていうことは難しいと思います。多くの自治体では公園や海岸など公共の場での花火を禁止しているので、くれぐれもご注意ください。

また、ガイ・フォークス・ナイト以外の日に近所で花火が上がると思っている人は多くありません。(やる人もいない?)

何かの理由で花火をする時は近所の人に事前に伝えましょう、と政府サイトでも呼びかけています。

ちなみ、多くの自治体や大きな団体/組織などが、新年を迎えた0時に花火大会を開催しています。

ガイ・フォークス・ナイトとして行われる大きな花火大会は直前の週末に行われることが多いです。この時期ニュージーランドにいる方は、滞在地区のイベント情報を調べて見に行ってみてはいかがですか?

11月はまだまだ夜は寒い季節です。暖かい服装でニュージーランド流花火を楽しんでみてください。

参考サイト

このサイトについて


数あるサイトやブログがある中、当サイトにお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

ニュージーランドに初めて来たのが1995年2月。ニュージーランド人に嫁いで早24年。

北島のベイオブアイランズというニュージーランドでは人気のマリンリゾートに、キウイ(NZ人の愛称)の主人と2003年生まれの娘と2005年生まれの息子と住んでいます。

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日本人にはまだ知名度が高いとは言えないベイオブアイランズを中心とした観光案内やニュージーランド情報をガイドブック的にお届けしていると同時に、日々の生活やニュージーランドのニュース、私のインスタグラム投稿を裏話などを添えながらブログとして発信しています!

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