Awesome Life JAPAN☆NZ

ニュージーランド在住27年。日本へ帰国準備中。


◇まったりの隔離1週間

月曜日の夕方からなんとなく調子悪いと言っていた主人ですが、翌火曜日RATテスト(迅速抗原検査)をしたら陰性。

とりあえず1週間の自己隔離生活が始まりました。

昨日、友だちにいくつか買い物をお願いしたんですが、今日「あ、タマネギが一個しか残ってない・・・」と思っていたら、近所の人が明日買い物行くけど何か欲しいものある?と聞いてくれて、タマネギを頼みました。

そんなこんなで何とか隔離生活を過ごしています。

◇ニュージーランドのコロナと開国状況

先日アダーン首相はオミクロンのピークは越えつつあり、今後収束していくだろうということで、国内におけるワクチン義務の解除やワクチンパスポートの停止などを発表しました。

その前には開国に向けてのプランも発表し、すでにワクチン接種完了しているニュージーランド人が「MIQ」と呼ばれる強制隔離施設に入らずに入国できるようになりました。

ただ、これ。未接種のニュージーランド人もMIQに入らずに入国できるようになっていたんです。でも、会見では言わず、オンライン上で静かに告知していました。ちょっと、いやらしいですね。

4月13日からはオーストラリア人とオーストラリア永住権保持者も、観光を含めニュージーランドに入国できるようになります。もちろん、ワクチン接種完了している人だけですが。

このことから、ワクチンパスポートをやめるんじゃないかという噂はありましたが、やはり前述のようにこの日より前に停止しました。

◇日本人もニュージーランドに入国できるようになる!

5月2日からはワクチン接種を完了していれば、日本人もMIQと呼ばれる強制隔離施設に入らずに、観光も含めニュージーランドへの渡航が可能になりました。

ただ、投稿時現在、ワクチン済みの人でもNZに入国するには出発前48時間以内のPCR検査陰性か、24時間以内の迅速抗原検査陰性の証明書が必要ですし、日本に帰国する時にはまた出発前72時間以内のPCR検査陰性の証明書が必要になるので、現実にはこれがなくならなければ普通の短期の観光はハードルが高いように思います。

◇ワクチン接種完了している人って誰?

ここで、「ワクチン接種を完了している人」って一体誰、というか何回打っていればいいのでしょうか?

ニュージーランドが意味しているのは、現時点では「2回」接種者です。2回目をいつ打ったとかも関係ありません。

ただ、日本に帰国するためにいろいろな情報集めていて不思議だと思ったのは、現時点では日本に入国する時は3回接種している人は若干自己隔離をしなくていい等優遇されます。でも、2回接種の人は未接種と1回しか接種していない人と同じ扱いです。

同じウイルス/病気なのに、国よって科学の根拠が違うのはなぜなんでしょうね。


◇現在のニュージーランドのコロナ状況

ニュージーランドのコロナ対策やワクチン政策にはいろいろな意見がありますが、本日の政府発表の新規陽性者数は18000人ちょっとでした。

先週は14000人台だった日も何日かあったのですが、昨日一昨日は20000人ちょっとでした。

政府はオミクロンの流行中心地であったオークランドのピークは越え、全国的にも4月初旬にはピークを過ぎると予測していると発表しています。

ニュージーランドのコロナ対策に関して興味がある方は下記政府サイトをご参照ください。

◇我が家の隔離生活と迅速抗原検査

さて、うちの主人R。

今週月曜日の夕方から体調がよくないかも・・・とか言っていたのですが、翌火曜日の朝、迅速抗原検査(RAT - Rapid Antigen Test)を自宅でやってみると陽性(T_T)

rattest.jpg

先週、総領事館に日本行きのビザを受け取りに行ってきたので、その時にオークランドでもらってきたのかなぁ~と。

検査に関しては、以前はわざわざPCR検査を受けに行かなければならなかったのですが、ラボが追いつかなくなったようでその後RATテストを受けに行くことになりました。その後、現在はRATテストのキットを使って自分でやるようになりました。(検査数も増えたのも確かですが、この間のどこかでラボがストライキを行っています。)

以前は同居していない濃厚接触者も検査を受けなければならなかったのですが、今は家族など同居している人が陽性になった場合のみ、その同居人は家庭内接触者となり、3日目と7日目の検査をしなくてはなりません。

同じウイルス/病気なのに、タイミングによって接触者の概念や検査方法、隔離解除等のルールが変わっているのでちょっと理解に苦しみます。社会が回らないからなんでしょうが。

何はともあれ、我が家は月曜日を0日目とした、とりあえず7日間の自己隔離生活中となりました。

で、今日がその3日目で、娘と息子と私の3人はRATテストをやる日です。

5月に日本に行くので、家族に陽性者出たし、かかるなら今!と家の中では感染対策もせず、食事も一緒に食べているのですが、検査結果は3人とも陰性。

ちなみに、検査結果は専用ダイヤルに電話をして報告するか、My Covid Recordというサイトでオンライン報告が可能です。

日本行きのことを考えると今回陰性で良かったのどうなのかとは思いますが、来週月曜日に7日目検査をやらなくてはなりません。

この検査で陰性なら、晴れて火曜日から自由の身となります。
今年、2022年から、ニュージーランドの国民の祝日が一日増えるのはご存知でしたか?

マオリ族の暦で新年を祝う「マタリキ」という文化があるのですが、その日が祝日に加わることになりました。

最後に国の祝日が追加されたのは2月6日のワイタンギデーで、1974年のことです。これにより年間10日あった国民の祝日は11日となります。

毎年5月末、暁の北東の空にひと際輝く星が姿を現します。プレアデス星団(Pleiades)と呼ばれる星の集まりで、マオリの人たちはこの星団のことをMatariki マタリキと呼んでいます。

部族によっても若干違いがあるそうなんですが、近年はマタリキが北東の空に姿を現した後、初めて姿を現す新月を合図に新年を祝う場合が多いようです。

マタリキが姿を現した後、新月が現れるのは年によって違って6月~7月のどこかとなります。

マタリキをもっと詳しく知りたい方は下記も合わせてご覧ください。


労働党党首としてジャシンダ・アダーン首相は、2020年の総選挙で労働党が再選された場合、マタリキを祝日にすると公約していました。

では、そのマタリキの祝日はいつなのか?

既述の通りマタリキは年によってその日が違うので、この祝日も年によって違うことになります。

マタリキが空に姿を現した後の初めての新月にいちばん近い金曜日をその祝日にし、三連休とすることに決まったようです。

2022年現在、これから30年のマタリキの祝日は決定していて、下記の日付になります。

この30年に限って言えばいちばん早くて6月20日、いちばん遅くて7月19日ですね。

2022年 6月24日
2023年 7月14日
2024年 6月28日
2025年 6月20日
2026年 7月10日
2027年 6月25日
2028年 7月14日
2029年 7月06日
2030年 6月21日
2031年 7月11日
2032年 7月02日
2033年 6月24日
2034年 7月07日
2035年 6月29日
2036年 7月18日
2037年 7月10日
2038年 6月25日
2039年 7月15日
2040年 7月06日
2041年 7月19日
2042年 7月11日
2043年 7月03日
2044年 6月24日
2045年 7月07日
2046年 6月29日
2047年 7月19日
2048年 7月03日
2049年 6月25日
2050年 7月15日
2051年 6月30日
2052年 6月21日


参考:
まず、タイトルの答えは残念ながら”NO”です。

でも、世界でいちばん早く新年を迎える国のひとつとは言えると思います。

では、日付ってどうやって変わっているのでしょうか。

丸い地球はどこかで世界の日付を変えなくてはならないので、日付変更線(International Date Line)という架空の線を境にして切り替えているのはご存知のことと思います。

dateline.png

地図上では、上のGoogle Mapにある縦に走っている線が日付変更線です。スパっとまっすぐに線があるわけではありませんね。

基本的には東経180度の経線となっているのですが、日付変更線上に、島や陸地が通らないようにしているんです。島や陸地に日付変更線があったら、かなり面倒くさいというか不便が生じるからですね。(ちなみに、基本的にその後15度ごとに1時間ずつ時間が変わるようになっています。)

日付変更線を東から西(地図上では右から左)に越える時には1日日付を進ませ、反対に西から東(地図上では左から右)に越える時には1日日付を遅らせます。

ということは、日付が変わっていくのは日付変更線の西側の場所からということになります。言い換えれば、日付変更線のすぐ西側から朝が来ることになるわけですね。

上の地図からもわかるように、ニュージーランドは日付変更線にすごく近いですが、日付変更線の真ん中辺り、何かかなり複雑怪奇な形になってますね

ここでは詳細は省きますが、様々な歴史を経て、現在の日付変更線はこうなっています。

では、世界でいちばん早く新年を迎える国はどこかというと、それはキリバスのライン諸島とサモアということになります。

dateline1.png

新年を迎える順番を表記するとこんな感じです。

UTC+14:00 キリバスのライン諸島 、サモア
UTC+13:45 ニュージーランドのチャタム諸島
UTC+13:00 トンガ、トケラウ、キリバスのフェニックス諸島、ニュージーランド本島、フィジー

ご覧の通り小さな島国ばかりなので、オークランドという大きな都市があるニュージーランドが実質的には先進国の中でいちばん早く新年(朝)を迎える国だと言えると思います。

それにしても、キリバスのライン諸島とサモアには1時間差があっても良さそうに見えますよね(笑)

ちなみにUTCというのは協定世界時で、日本はUTC+9:00です。

上記のニュージーランド時間は夏時間中なので、夏時間ではない時期はUTC+12:00(チャタム諸島はUTC+12:45時間~45分って何?って感じですね)となります。

日本にいる多くの人は海外の時間はそんなに気にする必要がないと思いますが、移民国家であるニュージーランドに住んでいると、ヨーロッパのどこそこは何時だとかカナダは何時だとかといった会話はよく耳にします。

どちらにしても、毎年ニュージーランドは日本より4時間早く新しい年を迎えます。

utctimezone.png

2021年12月30日

新しいコロナ保護システム、通称Traffic Lights system 信号システムが12月3日から導入されて早4週間。

各種ビジネス/お店なども手探り状態でのスタートとなったようですが、大きな混乱もなくビジネス側もお客さん側もそれなりに慣れてきたように思います。

ワクチンパスを導入しなくてもいいのに導入しているお店もあります。逆にワクチンパスを導入せずに頑張っているカフェなどの飲食店もあります。それぞれの考え方で頑張っています。

さて、明日(正確には今夜30日午後11時59分)から4週間据え置かれていた信号システムの色分けが変わる地域があります。

今夜までがこちら↓

trafficlights.jpg

明日からがこちら↓

trafficlights3112.jpg

(泣) (泣) (泣)

私が住んでいるノースランド地方だけが「レッド」のままです(泣)

では、ノースランド地方で流行っているか?というと、そういうわけでもありません。今日現在のアクティブ陽性者は8人。もっと大勢陽性者がいるところはたくさんあります。

なぜ?

ワクチン接種率が低いということもその理由のひとつのようです。

じゃあ、接種率はどのくらい。

公式発表にると、二回接種済みの人は84%。

84%ですよ!

世界を見ても、決して低いわけではないですが、ニュージーランド政府が目指しているのは90%。

はぁ・・・(*´Д`)

では、信号システム「レッド」と「オレンジ」の生活はどう違うのでしょうか。

ちょっと見づらいかもしれませんが、ざっと下記のような感じです。

こちらが「レッド」の暮らし↓

tlred.jpg

こちらが「オレンジ」の暮らし↓

tlorange.jpg

そこまで、ドラマチックに大きな違いはないようには思います。

でも、ラジオで言っていたことになるほどね~と思ったことがあります。

パーティやお酒が入るとダンスが始まるキウイたちですが、「レッド」下では、ワクチンパス必須のバーなども含む飲食店は全員着席していなければなりません。ノースランド地方だけ、大晦日もダンス禁止です・・・

ノースランド地方だけが「レッド」というのはやはり納得がいきません。

でも、今日もたくさんの人でパイヒアはにぎわっていました。パイヒアは観光で成り立っている、もしくは訪れる人の数で大きく変動するビジネスも多いので、そういう意味ではとてもうれしく思います。

ちなみに、毎年大晦日、日付が変わると同時に花火が上がるのですが、信号システム下でのイベントはワクチンパス必須等の制限があり、花火大会はそういったコントロールが不可能なためキャンセルとなりました。

残念です。
祝日

1月


1月1日(土) 元日・新年 New Year's Day
1月2日(日) 元日翌日  Day after New Year's Day
1月3日(月) 元日振替休日
1月4日(火) 元日翌日振替休日

2月

2月6日(日) ワイタンギデー Waitangi Day
2月7日(月) ワイタンギデーの振替休日



4月

4月15日(金) グッドフライデー Good Friday 
4月18日(月) イースターマンデー Easter Monday
4月25日(月) アンザックデー ANZAC Day

イースター EASTER ~復活祭~西洋のお祭りやイベントが日本でいくつか流行っているというか浸透してきている中、イースター(Easter)はまだ認知度が低いもののひとつではないでしょうか。流行らないひとつの理由はよくわかりませんが、かなりキリスト色が強いからかな?とも思います。(なんでもかんでも西洋の文化を取り入れるというもなんだかなぁとは思いますが・・・)この記事の内容◇イースターって何?…リンクbay-nz.com

アンザックデー ANZAC DAY ~ベテラン(退役軍人)に敬意を表する日~毎年4月25日はANZAC DAY アンザックデーという祝日です。月曜日を休みにして三連休にするため、年によって日付が変わる祝日が多いニュージーランドでは珍しく日付が変わらない祝日です。アンザックデーの他、2月6日のワイタンギデーもその日付は変わりません。ただし、2014年1月の法改正によって、この2つの祝祭日が土日に重なった場合はそのすぐ後の月曜日もお休み…リンクbay-nz.com

6月

6月6日(月) 女王陛下の誕生日 Queen's Birthday
6月24日(金) マタリキ Matariki


10月

10月24日(月) 労働記念日 レイバーデー Labour Day


12月

12月25日(日) クリスマス Christmas Day

12月26日(月) ボクシングデー Boxing Day
12月27日(火) クリスマスデーの振替休日

 関連:


県民の日 ~プロヴィンシャル アニバーサリー デー

1月24日(月) ウェリントン地方 Wellington
1月31日(月) オークランド/ノースランド地方 Auckland/Northland
         ネルソン地方 Nelson
3月14日(月) タラナキ地方 Taranaki
3月21日(月) オタゴ地方 Otago
4月19日(火) サウスランド地方 Southland
9月26日(月) 南カンタベリー地方 South Canterbury
10月21日(金) ホークスベイ地方 Hawke's Bay
10月31日(月) マルボロー地方 Marlborough
11月11日(金) カンタベリー地方 Canterbury
11月28日(月) チャタム諸島 Chatham Islands
         ウエストランド地方 Westland

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